いつもお世話になっております、fujitakuさんのオフミに参加するのと、
その他のいくつかの野暮用をかねまして、大阪に行ってまいりました。
私、大阪は大好きなんですよ。
並ぶ建物や、地下鉄、高速道路。街を作るパーツは、私のいる東京と、あまり変わらんのだけれども、
それらの配置の仕方や、気の配り方や、匂いで、
こうも街の作り方が違うのかな? と、いつも感激するのであります。
さァテ、今回は往復格安航空券&レンタカー。で、関空へ到着。
と、レンタカーを借りる際に、空港違いで車が配置されちゃったトラブルが。
こういう時、関東弁は、関西弁に比べて、男性の使う言葉でも、女性言葉が多いっすね。
その、押し出しの弱さに困るんですが、
私が慌てるあまり、深く考えもせず、「ん〜〜、もぅ、バカだなぁ〜〜」と申しますと、状況は急転.。
「た、タイヘン申し訳ございませんでシタぁ〜〜〜」と、平謝りされちゃった。
あ〜〜、でも、失敗いたしましたです。
関東人の、ホントに軽い気持ちで言う「バカ」は、関西では「とんでもない愚か者」という、とってもキツイ意味に取られるそうで。
一見、相手が折れたように見えても、これは2度と言ってはならん言葉でございました。
あっちゃちゃ〜〜〜〜(−−;; ゴメンナサイ。。
何とか車を借りて、阪神高速へ。
「お〜、大阪市内の矢印はこっちだから〜」と、地図も持たずに、気軽に乗ります。
P の表示を見て、とりあえず、パーキングで全体像を把握。
ん????? 降りてイイ場所がちぃっともワカラン。。
慌ててパーキング据付の地図を2、3枚引き抜き、これを眺めながら走る・・・渋滞?
「渋滞10キロ」
でも〜、でもぉ〜、東京と違って、車、少しずつ動いてますヨ。
この状態ですでに渋滞サインが出るんだ〜 阪神高速って、親切だなぁ〜〜〜
やっと渋滞を抜けると、ぎゅんぎゅん横から入って来る車の列。 おおおっ、これが名物、横入りでんな!
私も負けじと応戦いたします(笑)
すっすっ、きゅっきゅっきゅ。 お!さうか、さうか、 先にフロントグリルが向かったモンに優先権があるのね。
すすすっ、きゅきゅきゅきゅっ。 おおおお! これは首都高速とタイミング、同じだど!(笑)
わかった事:首都高速を走ることができたら、阪神高速も走れる。当然、その反対も、大いにアリ!(笑)
大阪に来ると、東京にいらしたことのない方から、必ずこうした質問を受けます。
実はね、このご質問にお答えするのは、とっても難しいんですヨ。
大阪は、商店街が、ある程度の距離を置いてあって、その間には何もない空間がありますね。
これは、東京以外の、自然にできたどの街でも、まず、そうなっている物なんだけれど。
東京がその店、かなり特殊なんですな。
東京は、商店街が切れ目なく、千葉から、横浜まで、ベルト状に連なっています。
この状態は、・・・。ご覧になって頂かないと、想像出来ないと思います。
その長さは、う〜〜ん、測り方で、10キロとも、30キロとも。 というより、長さはあまり意味がない。
な、ぜ、か?
実は、今から400年前、
徳川家康が、この、当時周囲無防備であった江戸の野原に城と街を築くに当たって、
山や川での防御ができない分を、街をびっしり並べることで、人で、防御しようとした。
たとえ軍勢が攻め込んでも、右往左往する町人で、城に攻め込むどころじゃぁないでしょうから。
それがこの街の始まりだ、と、私は思うんだな。
だから、街としての東京は、切れ目なく休みのない、とても不自然なリズムになっているんだと思います。
チョッと脱線しますが、
隙間なく、家だらけ、それが、当然、火事に弱いという弱点があって、だから町火消しが誕生した、と。
時代を下れば、その凝縮状態ゆえ、
東京はビッグシティと呼ばれるようになったけれども、
その始まりの動機は、人柱的な都市政策にあった、と、私は思います。
始まりを知っていないと、あまりの人の多さに目が回るだけの街になりかねない、
東京は、そんな危うさのある街であります。 私は、愛してますがね(笑)
初めて関西に遊びに来た時、街の人は全部関西弁をしゃべっている、そう思っていた私。
これは、テレビの漫才等々で、かなりデフォルメされた関西弁を聞かされていたからだ、と思うんですが。
実際は、 かなり、違いますね(笑)
いまや、若い方では標準語をしゃべっている方も多いですし。
あ、標準語、って、東京弁のことじゃないですよ。
東京弁は、下町言葉、山の手言葉と、武家言葉に大きく分かれています。
標準語は、このうち、下町言葉と武家言葉のイイトコ取りをして、無理矢理作ったのね。
だから、「おとといきやがれ」は、標準語ではありまセン(笑)
脱線は、これくらいにして、
高速道路の料金所で、係員さんに「おおきにぃ!」って、声かけられると、とってもウレシかったですね。
そうそう、「おおきに」の後には、「ありがとう」が略されてるんですってね。
耳に適度に柔らかい、関西弁。
素敵だな〜、と、思います。
来るたび、触れるたび、
その持っている歴史や思いやりの表し方で、新鮮に私を驚かせてくれる大阪。
厳しいお話になってしまいますが、
どうしても、私は東京生まれ・東京育ち、という事から、
周りの「大阪と東京、どっちがイイ?」というレースに、よく、強引に参加させられそうになることが多いんですが、
とっても、とっても、困るなぁ〜(^^;
私には、いつも答えは同じです。
私は、東京が好きです、生まれた場所ですからね。
その上で、大阪の街の持っている魅力に、強く惹かれてもいます。 都市である事には、変わりはなし。
ブランニュー・東京、 1000年都市・大阪。
訪れた人間が、その地にいる方に、きちんと尊敬を持って頭を下げればいいだけのこと。
どっちがイイか? なんていう質問には、答えるのはご勘弁いただきたいです(笑)
そうそう、あまり知られていないですが、
かの、故・ミヤコ蝶々さん、浅草生まれの浅草育ち、なんですよね。
亡くなる直前のインタビューに、「足の爪の先まで、大阪です」とおっしゃった彼女の生き方、
そうお答えになるまでの間に、どれだけの出来事があったのだろう。
「人生の選びかた」として、とても感動いたしました。
人は、流れていくものだから、
受け入れてくれるものがある場所が、最終的には、故郷になることもあり。
しがみついて甘えるよりも、もっと深い付き合いを、大阪とも、自分の東京とも、これからもしていきたいと思うのです。

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