の教室
平成19年・秋のお題

実は、この春に仕入れていたものなんですが、

 〜平成19年・11月5日〜
 このページでは、4月の日記のページで、
 すでに、ご紹介致しておりますが。
 記事に取り上げる場所が、違うのは、
 それだけ、ウチの店の大事件、だったワケで。

 この塩、
 小笠原の海水を、そのままに詰めた、海塩です。
 東京から、約1000キロ離れた海から、やってくる。
 そんなわけで、
 注文しても、少し、時間がかかります。
 父島で、ウミガメ漁をしている、
 『仰天丸』という船の船長様が、以前ウチをご利用いただいた際、
 お土産として、小袋を頂いたのが、キッカケ。
 http://www.ogasawara-ichiba.com/
 以来、
 てんぷらや、揚げ物、焼き魚の仕上げ等々、
 店内の、さまざまな料理に使い、
 お客様へのお土産にも、お渡ししてきたんですが、
 ・・・・・。
 ひとつ、
 とっても大事なことを、忘れていました・・・(^^;

 まぁ、前置きは、この程度にして、
 いよいよ、
 店のふぐちりや、お雑炊に、このお塩を使うことにしました。
 それはそれは、とっても、おいしいです。

 以下、長〜い、言い訳で、あります(^^;

 我々も、職人ですから、
 完成している味には、余計なものを入れることは、したくない。
 まして、
 天然とらふぐでこさえたふぐちり、
 そして、
 そのメインイベント、と思っていらっしゃる方の多い、ふぐちり。
 いわゆる、ウチの最強・看板商品に、
 もはや、これ以上余計なものを入れないほうがいいだろう、
 そう思っていたことが、ひとつ。
 それから、
 たとえ、そのものひとつは、おいしくても、
 塩というものは、結晶ですから、調理することによって、
 大元の味が、こちらの想像していたのとは、全く別の変化を、してしまう。
 そんな危険は、いつでもあるわけで。
 実際に、天然塩を使って、
 そうした、つまらない味になってしまう経験も、多くしてきました。
 例えば、
 煮物用の塩、と呼ばれるものは、
 煮物から出るアクを、いち早く外に出す効果が強く、
 それは、それそのものの旨みではないわけで。
 まして、この塩は、
 焼き物用に使うと、焼き魚の上で、熱で、結晶がはじけてしまう。
 それで、この塩の使う用途は、多分、
 仕上げ用であるとか、かけ塩に、宜しいのだろう。
 そう、考えておりました。
 当然ながら、
 ウチのふぐちりや、お雑炊に使う事は、
 初めて仕入れた当初から、全く考えになかったのでありまして。
 ・・・・・。
 今思うと、ホント、もったいなかったなァ〜〜(^^;
 以上、言い訳、終わり(笑)

 ひょんな事から、ふぐちりに、この塩を使ってみたところ、
 コブだしの、香りの出も鮮やかで、
 旨みがアクとして、出て行ってしまうようなことも、全くない。
 まして、仕上げの、お雑炊の、
 薄味の、味の底辺を、丸く包み込んで、しっかりとした輪郭をこさえてくれること。
 こんな経験は、
 今まで、どんな天然塩を使っても、ありませんでした。
 まさに、鬼に、金棒、
 文字通り、惚れ直した、の、一言。
 一番欲しいものは、一番近くにある、の、カナ〜?(^^)

 以下、宣伝です(笑)
 皆様、
 どうぞどうぞ、当店で、この味を、再確認してくださいませ。
 お気に召していただけましたら、
 小袋に分けたものを、お分けいたします(^^)


い〜っひっひっひ。これで白雪姫も終わりぢゃ〜〜(^^;

 〜平成19年・11月1日〜
 昨日は、ハロウィンパーティー。
 かぼちゃのおいしい季節が過ぎたら、
 寒い季節のために、大事にとっておいた、
 リンゴがおいしい時。

 今、市場では、
 生で食べた際の、シャリシャリした歯ごたえのおいしい、
 ふじ、サンふじの流れを汲むリンゴたちが、主流。
 切ったときに、
 ミツのたまった中心の部分が、嬉しいんですよね〜
 でも、お料理用には、
 写真の、紅玉や、国光が、一番合います。
 スーパーでも、たまに、まとめて売り出されることが多く、
 小ぶりで、お値段も、かなり、お手ごろ。
 リンゴの種類としては、
 スターキングの出てくる前に、既にあった、純国産の、旧い種類。
 酸味が強く、人気のふじに比べれば、歯ごたえは、いまいち。
 でも、この酸味が、
 ジャムや、アップルパイ、焼きリンゴには、最高の風味をかもします。
 見た目も、そういえば、
 白雪姫の毒リンゴの元になったリンゴに、そっくり・・・(笑)

 ここで、
 ご家庭でも簡単にできる、
 電子レンジを使ったアップルパイのこさえ方、
 お教えしましょうね。
 爆発を防ぐため(^^;、リンゴの表面に、爪楊枝で穴をたくさん開け、
 リンゴのてっぺんから、ナイフで、
 種と、真ん中の硬い部分をくりぬきます。
 リンゴの中を貫通しないよう、気をつけるのが、コツ。
 くりぬいた穴に、砂糖大さじ1、上にバター1かけを載せ、
 香りつけのシナモンパウダーを振ったら、
 深めのお皿に乗せて、レンジで1分から、2分。
 オーブンレンジや、トースターなら、焦げ目も付けられますから、
 工夫してみると、楽しいですヨ。

 出来上がったら、
 周りにあふれたジュースを、スプーンですくって戻し、
 さあ、召し上がれ。
 ふぅ、ふぅ、ハフッ、ハフッ。

 いっぱい楽しんだ後は、
 残ったリンゴを、恐ろしい毒液に浸して、魔法の呪文で光らせたら、
 自分も老婆に変身して、
 さぁ、おとぎの森の中へ・・・(笑)


こいつは隠れた大発明! だけど、、、ネ(^^)

 〜平成19年・10月25日〜
 本日、いきなり、2連発!
 アップできる時間があるときに、まとめ出し、
 そんな気持ちが見え見え、ですが・・(^^;

 左の、今や、どこででも見かける、
 持ち帰り用の、ホットコーヒーのふた。
 あの、映画『ユーガットメール』で、
 オープニングに、トム・ハンクスが飲んでいた、
 あの時代には、結構センセーショナルでしたが。

 いまさらながら、思うんですが、
 あれ、大発明、ですよネ?
 熱いコーヒーが、あの、突き出た、小さな出口を通ることで、
 歩きながらでも、ヤケドすることなく、飲むことができる。
 あまりにも、当たり前すぎていて、
 その発明の大きさに、あまり気がつかない、そんな種類のような、大きな発明に、
 私には、思えるんですヨォ。
 そう、これが大発明に見える私は、大のコーヒー党。
 だからといって、
 豆の産地はここでなくちゃ、とか、言うのではなく、
 気軽に、酸味の多少ある、渋みの少ないブレンドを飲るのが、好きなだけですが。
 このフタのおかげで、今までに、何度も、
 ゆれる場所や、立ったままでも、コーヒーを楽しんでこられました。
 イヤ、感謝、感謝、です。

 ところが、、、、です。
 いっぺん、便利になったもの、って、
 それが必要でなくなった後でも、案外、そのマンマ、使っているものですね〜
 飲みながら、職場へ戻って、
 机の上でも、あのフタをつけたまま、飲んでいらっしゃる方、
 案外に、多いんじゃあないでしょうか?

 コーヒーの味は、口から入ってくる味、以外に、
 香りは、とっても大事な要素ですよね。
 カップでコーヒーを飲んでいる人、って、
 飲む前に、鼻をカップに近づけて、クンクン、オォ、イェ〜(^^)、って、
 香りを楽しんでいるじゃぁ、ないですか。
 そう、
 便利なはずの、このフタがあるために、
 肝心な、香りの楽しみが、実はできなくなっちゃっているんですね〜。
 と、いうわけで、
 オフィスや、自宅にたどり着いたら、この便利だった、カップのフタを開けて、
 クンクン、オォ、イェ〜(^^)、っていう、
 コーヒー本来の楽しみ方を、してみてはいかがでしょう?

 実は、そういう私が、
   『そういえば、香りのないコーヒーだな〜〜、これ。。。。
    なんだよ、フタ、とったら、おいしいじゃん?(^^;』
 って、気がついたのが、つい最近。
 イヤハヤ、
 オチ、と申すには、あまりにも、おはずかしい。。。。(笑)


新そばのおいしい季節ですね〜

 〜平成19年・10月25日〜
 初秋、そばの花が咲いてから、3週間。
 新そばの出荷が、今、最盛期。
 いやぁ〜、私はこのときを、ずうっと、待っておりました。
 そう、私、そばにはホント、目がないんですよ(^^)

 江戸時代の、そのまた昔から、
 関西ではうどん、関東はそば。
 長いもの、っと言っちゃぁ、それが当たり前のように、言われていますが。
 私は当然、関東人だから、そば、で、・・
 なぁんてことを申し上げたんじゃ、お話が面白くない。
 まして、
 ランチ営業が始まってから、あまり、更新していませんし・・(笑)
 せっかくなので、
 ワタシ流の、そばの楽しみ方を、申し上げさせてくださいませ。

 そばの種類は、言わずと知れた、やぶ、と、更科。
 やぶは、黒っぽく、更科は、白っぽい、
 これは、ワインで言うなら、赤ワインと、白ワイン、というような、
 そば粉を引くときに、甘皮を入れるか、入れないか、
 その違いだそうでありまして、
 だけど、当の私は、自分では、そば粉を引いたことがない。
 ですから、エラそうに言ってると、エンマ様にシタ、抜かれちゃいそうですね(笑)
 私は、
 やぶを食べるときは、口いっぱいにほおばって、
 むせるようなそばの香りに包まれたい。
 更科は、ちょっと気取って、口に半分くらい、あとは空気を食べて、
 そばを刻んだ切り口が立っている、そのつるんとした食感と、ふんわり香るそばの香り。
 そいつを、まぁ、楽しんでます。
 ふふふ。。。おおげさですな(笑)

 んで、ワタシ流の、その楽しみ方、ですね。
 落語では、
 そばつゆにそばを全部入れちまうのは粋じゃない、などと申しまして、
 古典落語の師匠が、その大往生の、最後の言葉に、
 『ああ〜〜、いっぺんでイイから、そばつゆにそばを全部付けて食べたかったな〜〜』
 て言っちゃった、なんて話も・・・
 ん〜〜、合掌。
 で、手を合わせたところで、
 薬味の中にあるわさびを、チョッととって、そばの上に、チョンチョン。
 新そばは、そばつゆに付けずに、そのまま、お口へ。
 む、むわわぁ〜〜〜っと、口いっぱいに広がる、それこそ、そばだけの香り。
 んむ〜〜、しあわせェ〜〜(^^)
 これで、半分くらいは、イケます。
 で、
 思い出したように、そばつゆに付けて、ず、ずずずぅ〜〜〜〜っ。
 全部付けるか、半分か、は、お好みで(笑)
 香りの強い、やぶそばなら、
 どんぶりにお水をもらって、水そば、ってのも、イイですね〜
 氷もいれず、ただの水。この中に、そばをただ、泳がして。
 ずっ、ずず〜〜〜っ。
 ぷはっ、生きててヨカッタァ〜〜〜(^^)
 やはり、半分くらいまで食べたら、そばつゆで、ずずっ。

 もりや、ざるを、心ゆくまで食べたら、
 シメには、かけ。
 エ?まだ食べるのか?ですって??
 そりゃぁ〜当たり前ですって。
 そのために、1年間働いてるんですから(笑)
 口の中に広がっていたそばの香りが、それこそ、待っていたような、
 だし汁のおいしさ。
 ふんわり香る、ゆず皮の香り。
 そして、温かく包み込む、ふんわりとした、そばの香り。
 ぐはぁ〜〜。タマラン(^^)。。
 甘辛く、口の中がくどくなってきたところで、
 とっておいたそば湯を、ずず〜〜。
 ンン〜〜。。
 ンンンンン〜〜〜〜〜〜〜(^^)(^^)(^^)

 まったく関係ないですが、
 そばを、ずずっ、とすすれるのは、
 ほとんど日本人だけなんだそうですな。
 なんだか、モッタイナイ。
 やっぱり、私は、日本人に生まれて、良かったな〜、と、思います。
 では、
 本日のお昼も、幸せにおそば、食べに行ってきます。
 ざるやかけにチョッと飽きたら、にしんそば、てんぷらそば、
 おろしそばや、とろろそば。
 いやぁ〜〜〜。シアワセだぁ〜〜〜〜〜。
 エ?
 どこの蕎麦屋が旨いか、ですって?
 エ〜〜ヘヘヘヘヘ。
 それは、ナイショ〜〜(笑)




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