車に乗ろう〜どこにも書いてないポルシェ考4〜 



100キロから、普通の車のゼロ加速、って、本当? 〜楽しい走り方、って?〜

 ポルシェに長く乗っていらっしゃる方には、いまさら、ではありますが。
 先日、「ポルシェって、遅いんだよね〜〜。」
 とおっしゃる、国産車オーナー様とお話しました。
 聞けば、国産車と同じく、
 2500回転程度で、きちん、と、シフトアップ・ダウンされた、とのこと。
 むむ〜〜〜、惜しいっ!
 なんとそれでは、
 国産車と同じアタマで運転してしまったんぢゃ〜ないっすか〜〜〜(^^;
 それぢゃ〜、現代なら、タクシーにも抜かれただろうな〜
 確かに、遅いっす。

 さて、ポルシェというメーカーの『伝説度』とでも、申しましょうか、
 手に入れる前には、見かけたらすぐ追いかけて、少しでも張り合いたい、と思い、
 それが、手に入れたら、余りにも大切にしなきゃ、って気持ちが強くって、
 自分なりに、気持ちよく運動させてあげる、っていう、
 ポルシェそのものの、楽しみ方の真骨頂を体験しきれずいらっしゃる、
 そんな新オーナー様って、多いんですヨ。
 夢が、なんていうんでしょう、大きすぎちゃうんでしょうか、ネ。
 でも、わかるなぁ〜〜
 何が起きても、『お!ポルシェ!』の気持ち。。
 私だって、初めてのポルシェで、パンクしたとき。
 『おおお〜〜〜、硬い乗り心地〜〜、これぞポルシェェ〜〜〜』って、
 タイヤ1本ダメにするまで走った経験がありまして・・(笑)
 本題に戻ります。
 私のようなバカを、オーナー皆さんが経験しているとは、決して思いませんが、
 ポルシェに乗った際には、ポルシェなりの、大切にする仕方、があります。
 悲しいかな、最初に乗ったときに邪魔になるのが、
 以前、国産車で慣れていた、運転等の感覚であることが、多いんです。
 まずは、 『クルマは、こう』 と言う考えを捨てて、
 『ポルシェは、こう』 そこに、慣れてみてくださいね。

 今日は基本に戻って、楽しい走り方。
 964のギヤレシオは、普通の国産車とは違います。
 ポルシェらしい、ぐいぐい引っ張るパワーバンドへ入るのが、だいたい3200回転程度。
 ポルシェは高回転・高出力エンジンですから、
 このパワーバンドに入ってこそ、の、楽しさがございます。
 3200回転、と言えば、964なら、
 2速で、60キロ。  3速で、90キロ。
 ものすごいハイギアードな、設定なのが、わかりますよネ(^^)
 ひっくり返せば、
 60キロで、あえて2速に入れる、そこからが、ポルシェの真骨頂。
 ダレる事もなく、回転を上げるに従って、どんどん力強くなるエンジン。
 普通の車のゼロ加速?
 イ〜エ、それ以上の、加速感があります(^^)
 ゼロ加速を楽しむ、のではなく、
 60キロ、100キロからの、中間加速の夢の世界。それがポルシェ。
 またそれでこそ、エンジンも元気よく、楽しく走れます。
 5速になんかに入れてちゃ、もったいナイナイ。
 アクセルを煽って、下のギヤに!、キレイにつなぐ! お。 シフトショックなし!
 キャ〜〜。 今日はイイ日ぢゃ〜〜〜っ!(^^)
 ぐぶぁおん! ぐわぁぎゅぉぉおおおおおおん! ぎゃばばばびゅびゅぉぉぉぉおおおおおん!
 かっきゅぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん
 ・・・・・・・・
 ・・・・・
 ・・。
 あ、すいません、気持ち良すぎてしばらく帰ってきませんでした(呆)
 実際、
 時速100キロに達する機会の少ない、昼間の首都高速なら、
 私は4速に入れる事さえ、滅多にありません。

 さて、楽しみをイッパイ味わいたいのは、誰でも一緒、でありますが、
 いつもそんなことばかりでは、免許証が持ちません(笑)
 何度か素晴しい加速を味わった後は、
   『その気になれば、いつでも抜ける』
 の、余裕のハートマークを心にぶら下げて、高いギヤに戻って、流してください。
 これがね、余韻があって、ま〜た、イイんですヨォ〜(^^)


クラシックと最新の、共存。。 〜昔の操縦を、今の道に〜

 964は、すでに最終モデルから、実に12年経過したモデル。
 しかし、
 いまだに、私は同じような楽しさのモデルに、出会ってません。
 ま、
 964に乗ってから、他のモデルを探す気が失せている、
 っていうのが、本当のところ、なんですが、ね(笑)

 クイックなハンドルの切れ味、お尻から持っていかれるような加速感はもとより、
 というよりも、
 むしろ、それ以外の性能に、強く惹かれてしまっているから、でしょうかね。
 前者の性能なら、すでに国産車の方が、出せるでしょうし。
 横を見て、自分と張り合う車を探すような乗り方でなら、
 時代は964なんか、もう要らない、そう思います。

 964というモデルの基本設計が、もともと、
 数十年も前のボディ構造を踏襲したまま、であること。
 なぜ、か?
 発売当時でさえ、もっともっと、時代の要求に合ったモデルは、ポルシェにあったのに。

 ブレーキで前方荷重にして、リアがふわ、っときたあたりに、ハンドルを切り、
 ぎゅん!と曲がりきる寸前に、パワーをかける。
 これは、
 よく、「ポルシェの、」と言う区切り方をされる、乗り方のセオリーですが、
 これは、実はポルシェに限ったわけじゃなく、
 昔の車はね〜〜〜、こうしないと、きちんと曲がれなかったのさ〜(^^;
 そして、964でコイルスプリングになったとはいえ、
 現代の車に比べたら、相変わらず、
 つま先だけでポンポン跳ねているような、サスペンションも、
 アシスト量が、多いとは、決して思えない、パワーステアリングも、
 それと引き換えに、
 「ああ〜〜、路面をつかんで走ってるんだなぁ〜〜」って、感じる、
 クラシックなスポーツカーの乗り味を、損ねないように、
 ポルシェ社がオーナーの心を読んで、あ、え、て、残した。
 そんなポイントのように、私には思えるんですがね。
 「サスを、こうして、ああしたい」とか、「ロムチューンをして・・」とか、
 新しいオーナー様から、うかがう事も多いんですが、
 まずは、その性能と、やり方を、受け入れてみてはどうでしょう?
 いわゆる、ポルシェの、964イズム。
 ニクイなぁ〜〜、って、ホレボレします(^^)

 そんな、クラシックを、あ、え、て、残した、964ですから、
 できれば、
 修理履歴のない個体で、フル性能を楽しんでいただきたいですね。
 クラシックの魅力は、アナログの、魅力。
 メカニカルなアシストの少ない分、一つ一つのパーツが、きちんと整備されてこそ、
 今申しましたような性能が、発揮できるものでしょうし。
 それは、それは、
 目からウロコ、の、経験ができると思いますヨ。
 なかなか、現在の市場では内外とも完調な個体は、少ないとは聞いていますが。

 え? わたしの964?
 いや、これは、手放すわけには行かないので〜〜(笑)


知ってることと、乗ってることは、違うヨ(^^; 〜経験を、大切に〜

 このページだって、インターネットの、ホームページ。
 インターネットの普及で、
 どんな方でも、ごく気軽に、欲しい情報が手に入るようになりました。
 ただし、ね、
 趣味には、浅い趣味、と、深い趣味、が、あって、
 深みに入っていこうとすれば、水先案内をしてくれる、
 先輩であるとか、先生であるとか、そうしたものがあって、
 "案内人には、まず従え" が、その、深みに入る扉のカギ、
 そんなようなもの、ありますよね?(^^)
 インターネットは、誰もが見られる、という意味では、浅い趣味、な、わけだけど、
 ディープな内容も追いかけられる、という点では、深い、のかぁ?(笑)
 とにかく、インターネットには、
 知識欲だけで追いかければ、誰もが、一級のポルシェ博士を気取れる、
 そんな、深いも浅いも、ごっちゃ混ぜになった、
 水先案内人もクソクラエ、に、なりかねない、
 知識優先の、困った意味での万人平等が、まかり通っちゃいかねない怖さ、ありますネ。
 それが、
 私が「どこにも書いていない」と、わざわざこのコーナーに仕切りをつけた、
 理由のひとつでもあります。
 じゃ、そもそも、ポルシェは深い趣味なのか? は、ちょいと棚の上に上げまして、
 「全部、ヨソ様から知識を借りようとせず、
  普通にだらだ〜ら、乗っている、私だけの言葉で書いたら、どうなるか?」
 ってのを、このコーナーで実験してみたかった、のヨね(笑)

 私が初めてポルシェ、買ったときには、
 「やったァ〜〜夢のオンザレール感覚だぜ〜」とか、「息づくエンジン・・ふむ・・」って、
 どっかで読んだ様なセリフをまわして、とにかく全開!
 おっおっおっ! 真のポルシェ乗りは俺だァ〜〜、とか何とか言いながら、
 パンクすりゃ、「ギャ〜〜!」
 ちょっとの不具合で、「こっこっこ、ここが・・・く、くく」
 初めての工場からの請求書を見て、「・・・蒼。。」(爆)
 イッパイ、いっぱい、しました、見ました、やっちゃったことも、数多くあります(^^;
 最近は、「行くぜ相棒!」と乗り込んで、
 「ぐわァ〜やられた」あり、「へっへっへ。イイねぇ〜」あり、
 「あ。スミマッセェ〜んん。。」あり。
 ・・・あんまり、変わらないんだけど(笑)、
 走って、降りて、眺めて、乗って、困って、そうした、一緒に居る全てが、オモシロイ。

 ポルシェのシートに座ってから、数えてみれば、14年・・・(!)
 ご存知の通り、家族とか、仕事、経済的な理由で、
 ポルシェに乗れなかった時間の方が、私にはまだまだ多いはずなのに、
 なぜか、14年、ずぅっと、乗ってきたような、気がするんですよね。不思議。
 経験、って、自慢するものでもないし、
 身にならない経験だって、イッパイあるはずで。
 だけど、じんわり、にじみ出てくる笑顔、それは、経験してきた、私だけの財産で。
 まだまだ、やりきってない事がいっぱいある気がするのも、
 自分がこの趣味にして良かったな、と、思える財産だし、
 まして、その「やりきってないこと」をするかどうか、も、
 自分だけの勝手、だから、楽しい。
 では、私にとって、ポルシェは深い趣味か、といえば、・・・(^^)。。

 ポルシェを手にされた皆様、どうぞ、めイッパイ経験して、楽しんでくださいませ。
 そして、
 ポルシェを目指している方、一度、シートに座って、走ってみて下さいませ。
 年式とか、いろいろな事、
 判らなくても、好きであれば、そのうちに、判りますヨ。


いまや964がお買い得、なんて、誰が言ったぁ?(^^;
 〜今後のメンテナンスメニュー〜

 すいません、リア、1分山(!)、でした(爆)
 さっそく、取り替えちゃった(^^;

 ところで、
 最近のポルシェ関係の雑誌には、
 「いまや964が価格もこなれて一番お得」
 ってな、記事が良く書かれております。
 これには、私はかなり、・・・。 でありまして。

 とりあえず、下に、
 今後の964の大体のメンテナンスメニューを並べました。
 単位は、いつもどおり、ドンブリ勘定ですが(笑)

タペット調整毎年5万円
オイル交換5,000キロ毎3万円
オンホイールバランス調整タイヤ交換毎5万円
パワステOHそろそろ15万円(年式により、もっと)
オイル漏れそろそろ5万円以上・複数箇所
エアコンOHそろそろ30万円
足回り調整気になれば20万円内外
エアベンチレーションファンそろそろ2個1対・8万円
デスビ交換そろそろ10万円
ブレーキディスク交換必要なら1台・10万円

 これは、10年間、あまり乗りもせず、放っておきもせず、
 何とか無事、乗ってきたクルマの、今後のメニュー。
 私の964も、
 このうち、かなりの部分を消化してまいりました。
 上、3行は、いつもやるメニューですが、
 その下の、多くは、いっぺんやれば、また10年は、大丈夫?な、メニュー。
 車は、大体からにして、6年が償却期限。
 それを過ぎてしまえば、ポルシェだって、劣化パーツが増えるというもの。
 金額を切り詰められるメニューもあるんですが、
 あえて、純正修理内容にのっとりました。
 むしろ、車種によっては、倍以上する整備も、あります。
 さて、
 上に挙げてある項目の7割程度は、今後の964では必要、と、
 大体は、考えてよろしいんじゃぁないか、と、思うんですが。
 全部足して、100万円強。
 これを加えないで、「お買い得」は、ナイだろー。と、いうのが、私の感想。

 列挙した以外に、私の964に関しては、
 今まで、足回りの調整にかけた費用が、全部で50万円ほど。
 エンジンに手を一切入れず、とっかえひっかえ、
 で、調整だけで、これくらいになっちゃいましたが(^^;
 今後、クラッチ部分の改良(10万円)があります。
 マ、これは、気になれば、なんですが(笑)

 ざっと挙げて、このくらいは、優に出てくる964。
 964は、工場から見れば、今後、一番お金のかかるポルシェ、だそうです。
 でも、本当の金食い虫は、エンジンのOH。
 開けて、80万。
 これは、ポルシェに限らず、国産エンジンでも同じ。
 「964なら〜、ある程度のオイル漏れはァ〜、あるものでしてェ〜、、」
 なんて、虫のイイ言葉にうなづいちゃうと、
 車検整備の際に、とんでもない出費が待っています(ゾ。。)

 そもそも、ポルシェというクルマは、
 必ず、「人」が、仲立ちになっているクルマでして、
 「人」とは、他ならぬ、メカニック。
 その存在を無視したような整備も、販売も、維持も、成り立たない。
 じゃ、それだけのお金を、今販売されている、格安の964に足し算したら?
 大体、400万円から、450万円くらい、が、
 本当に、964らしく、ストレスなく走れる金額ということに。
 高いか、安い、か。
 意見の分かれるところですね。

 さて、
 私は、それほどの金額をかける価値は十分ある、と思う、アホであります(笑)が、
 ポルシェ、とりわけ、
 964に似たような楽しい車が、今は他にないんだから、仕方ないかな?
 そんなわけで、
 ポルシェが好きかどうか、と、言うことが、
 いったいどれくらいの「ポルシェ病」か?ということに、置き換わるのも、
 うなづけるかも知れないですね(^^;


3年、取り替えてないタイヤの、インプ(爆) 〜タイヤちびる〜

 さてさて、
 このページでも、以前ご紹介しました、パイロットスポーツ。
 減らない、減らない、といいながら、
 やはりさすがに、減ってきました(笑)
 なんだかんだ言いながら、
 単純にお金がなかったから、取り替えなかっただけ、なんだけど(笑)、
 いちおーこのページ上で言ってましたとおり、
 ちびたパイロットスポーツの、インプ、です。
 聞き流していただけると、ウレシイのですが(笑)
 現在のところ、フロントは8部山、リアは6部山、です。
 お金がないながらも、
 以前書きましたとおり、ブッシュ類、サス、エンジンは、完調。
 タイヤ以外には、文句のない状態であります。

 フロントかリアにある重たいものを、ぐわぁん、って振り回して、
 自分も振り回されながら、トラクションで引っ張って、走る、
 それが、
 私の思う、古いスポーツカーの操作感覚、ですが、
 負け惜しみで言ってみれば、今が、一番、その感覚がします(笑)
 すぐとっ散らかっちゃう、リア、まぁまぁ元気なフロント。
 ホイールスピンしても、せいぜい左右にゆれる程度の、
 バランスのピカイチな964。イイっすね〜〜(^^)
 きゅきゅ。っと曲がって、ずる、ずる、ぶっきゅ〜〜〜〜ん!
 おおお!
 やはりこいつは、レーシングカーだったか!
 でも、雨の日には乗りたくないな〜(爆)

 ところで、
 次に交換するときも、パイロットスポーツにしたいです。
 これだけ減ってきても、以前のミシュランで言われたような、
 ロードノイズが増えるようなこともないし、
 BSのような、グリップは強力でも、重くて、滑り出しのわかりづらいタイヤは、
 タイムを抜きにすれば、面白味には欠けるような気がしちゃいまして。
 「イ、イ、いくヨ〜〜」って、
 タイヤがしゃべってくれる感じ。イイなぁ〜(^^)
 私は、
 クルマは、面白くって何ボ、って言う人間ですから(笑)

 今度のお正月の、自分へのお年玉は、ニュータイヤかぁ?(^^)


たま〜に、引っ張り出して、乗る(笑) 〜オーナーの、壁〜

 そこにあるだけでも幸せ、、、とか言って、
 でもやっぱり、クルマは乗ってこそ。
 手放さない代わりに、万全の整備をして頂いた964ですから、
 しばらくぶりに乗ってもダイジョウブ、完調!・・・、、とは、イカナイ(笑)

 やっとこさ、乗れるナ〜と思いながらも、
 バッテリーが上がってないか、ヒヤヒヤしながら、キーをひねる。
 964はね、でも、クランキングはすぐ。
 でも、ドバッ、ぼぼ〜〜〜、という、いつもよりも低いアイドリングの音。
 停止したままのアイドリングは必要ありませんから、とりあえず、すぐ走り出す。
 1ヶ月も眠ったままだったエンジンは、本当にギクシャクとして、憂鬱そうな響き。
 ブレーキローターの錆が1枚削れるような、重い走り出しから、出走。
 ぶろろろぉ〜〜ん、ぼぁ。ぶ、ぶぃぃぃいいいん。。
 シフトチェンジも、まだ、軽くノックしながら、であります。
 3,000回転を超えない程度に、のんびり油温を上げてやりながら、
 流して走る事、30分。
 ココで、少し休憩。
 1時間ほど経ってから、またエンジンをかけると、
 すぐに、ドバッ、ぐぅいぃぃ〜〜ん!という、絶好調を示すアイドリング音が。
 調子良く回ってくれているかどうかは、50キロで2→3速へのシフトチェンジでも、
 全くノッキングせず、スムーズに繋がることで、充分わかります。
 油温がキチンと上がっているのを確認して、やおら全開。
 ぐわぁぉん! ぐぉぉ〜〜〜ぉぉおおおん! ギゅ〜〜〜〜〜〜んんんん!!!
 5,500回転を超えた964のエンジンの叫びは、本当に、暴力的なほどであります。
 温まったサスや、交換したばかりのブッシュから来る、硬い突き上げも、ココロヨシ。

 担当メカニックさん曰く、
 ポルシェに乗る人は、まず1度は、ポルシェを降りる事があるそうで、
 結婚、出産、子供の成長。そのステージに、どうしても見合わなくなってしまう事があるそうです。
 私は、確かにそうした物理的な事柄もあるでしょうが、それらとは別に、
 精神的な壁も、維持していく前には、立ちはだかる事があるんじゃないか、
 そんな風に、思います。
 アクセルを全開にする勇気、というよりも、むしろ、
 その宇宙一効くといわれる、ブレーキの性能を確かめる足が、思わず、すくんでしまう時。
 ポルシェは、0−100加速よりも、絶対に、
 100−0減速の方が、怖いですからネ。
 車の性能を信じてはいるけれど、そんな時は、むしろ、
 自分にとって、もっと大事な、別の物の事を考えてしまう。
 そういう時が、ポルシェを一旦、離れる時であるのかも、しれない。。。
 正直に申し上げますが、私は、今、減速で足がすくみます。
 いま自分がやっとこさ乗っていられる、平均台の上のような人生を、無意識に守ろうとするのね。
 迷った末に、維持することを選んだ事であっても、やはり時には、宙ぶらりんな気持ちにも。
 そんな時に、前出のメカニックさんに、見透かされました。
 「大丈夫ですよ、そうした、守らなくちゃならない物があると感じる年齢は、5年位ですから」
 うん。。。
 いや、恐れ入ります(^^)
 そのひと言が、どんなに自分の支えになっていることか。
 ポルシェの維持には、経済的にも、精神的にも、
 「タイヘン」の4文字が、いとも簡単に付いてきますが(笑)、
 やはり、たま〜に、走ったその時に、感じたり、思い出したり、感謝したり。・・ウン。幸せ。
 そんな、遅れてきた、純情のような気分が、
 やっぱり大事に乗ってヨ〜〜、と、思わせるのでありまして・・(^^;;


緑色、って、ヘンですかぁ??(笑)

 来週は、私も夏休み。
 その前に、イロイロ書きダメ、しとこうと思いまして(笑)
 私の車の色は、オークグリーン。
 これでも、当時のカタログにも載っている、という、
 立派な標準色です(笑)
 ところが、いままでダレ〜にも、
 同じ色の964のオーナー様とお会いしたことがない(^^;;;
 要するに、人気色ぢゃないんですわね(笑)

 確かに、内装のキャメルと相まって、
 この色は、かなりオッサン色では、あります。
 街で走るときは、色、って、ケッコウそのクルマの種類さえ、性格付けられてますから、
 「ヘェ〜〜、あの。。このクルマ、なんていう名前なんです??」
 って、若いクルマ好きの男性から聞かれた事も。。。(本当)
 そんなに、ヘンかナァ〜〜?(^^;;

 ぢゃ、ヘン、と、いうことに、一応しまして(笑)、
 デモね、前にも書きましたが、オークグリーンほど、ウィンカーの黄色に映える色も、ナイ。
 純正の16インチのホイールがしっくり来るのも、
 牧歌的なノスタルジーを感じさせる、この色ならでは。
 ホイールのインチアップは、元来は大きなキャリパーをぶち込む為の作業でして、
 もともとが宇宙一効くポルシェのブレーキなら、キャリパーは、いまのままで充分。
 ほとんど、ドレスアップの為に行うのなら、元のままで似合うのだから、それが一番いいっショ?(爆)
 まして、私はぁ〜ミドリが一番好きっ!(笑)

 そおんなワケで、
 オフ会に出かけても、真っ赤なポルシェ、黒いポルシェに混じって、
 1人、全く違った雰囲気の、私の964。
 違う、という事は、コッパズカシサも、あるけれど、
 1人だけ、その良さに気づいてしまった、そんな楽しみのほうが多いですね(^^)


このコーナーを見やすくしました

 2の次、とはいえ、このページはポルシェのページでして(笑)、
 この私のHPの中でも、
 ポルシェに関するこのコーナーは、訪問される方が多いようです。
 そこで、このコーナーの記事で、メンテナンスに関する情報には、
 〜 〜  でくくって、右に小見出しをつけました。
 皆さん、ポルシェのメンテナンスには興味がおありなんですね。

 それと平行しまして、開設当時から謳ってきました通り、
 このHPでは、むしろユックリ走る、走り方があっても面白いんじゃないか?
 そうしたことも、繰り返しご提案させて頂きます。
 ユックリ、ったって、ファミリーカーに抜かれる、とか、そういうお話ではありませんが(笑)
 購入時の性能に戻すメンテナンスを、のんびりユックリする、
 クルマを人生の目標にはしない、力を抜いた楽しみ方があっても、面白い。
 それを、のんびり書いてみるのが、私のこのHPのスタンスでして。
 ただね、そのスタンスで書いてみると、
 どうしても、数字がなくなる、写真がなくなる、順位は、、もう当にないし(笑)、
 私が感じた事バッカリになるから、あんまり面白味ないだろ〜な〜〜〜、
 と、少々困っても、おります(^^;


さて、ブッシュ、です。 〜ゴムブッシュ〜

 購入間もない頃、ダンパーを交換したんですが、
 その時に、
 師匠で、かつ親友のfujitakuさんから、
 「ブッシュ類も一緒に換えた方がイイよ」と、アドバイスされてました。
 その時には、正直申しますと、あまり効果を期待していなかったのね(^^;
 それを、今回はしばらく乗らないから、と思い立ち、
 車検の際に、おかしい所があったら大体は直して欲しい、って、
 メカニックさんにお願いし、
 上がってきた時には、ブッシュも、いくつか交換されていた、という、
 全くの期待値ナシ、の、出来事でありましたが(笑)、
 いざ高速を走ってみたら、車の挙動がまるっきり、違っているのに気が付きました。
 ステアリングに非常にクイックに反応して向きが変わる、
 高速域では若干、直進安定を欠くけれども、
 ブレーキには全く安定した、バランスの良いスリップの仕方、
 路面の凹凸をガッチリ伝えてくる感じは、むしろ神経質なくらい。
 ほぉ〜〜〜〜。。 これが納車直後の、まだアタリのつかない頃の乗り心地かぁ〜〜。。
 と、思えるほど。
 インフォメーションの多い、ハラハラする乗り心地に、
 しばらく営業の国産車でダレていた運転に、 ビシッ! とカツが入りました(笑)
 入りすぎて、昨日は少々飛ばしすぎたか・・(^^;;;
 紛れもなく、これは公道レーシングカー。

 ブッシュ、とひと言で申しましても、要するに、ゴムのカタマリ。
 交換する個所も、メカニックさんにご相談されたほうがイイですし、
 工賃の方が目立って高くつきます。
 でも、効果の程は・・・・ ご想像に、余るかもしれませんヨ(^^)


ゆ〜き〜はぁ〜〜降る〜〜〜〜  〜エバポレータ修理〜

 昨年は、秋にエアコンのエバポレータ交換で、エライ出費をこうむりましたが、
 あれから8ヶ月。
 今度はエアコンをかけたとたん、
 白い雪のような、タバコの灰みたいな物が、送風口からドバ〜〜!!
 一瞬、何がおきたか判らないくらい、目の前が真っ白に。
 頭の上からすっぽり、真っ白い粉をかぶって、サンタさん状態。
 とにかく、前回修理してもらった工場へ。

 工場では、ダクトを全部とって、隅々までクリーンアップしてみたけど、やはり、ダメ。
 時間をかけて、様子を見て、でもどんどん増えてくる。
 メカニックさんがあれやこれや試したあげく、「よぉし、開けちゃえ!」って、
 ガスを抜いて、前回交換したエバポレータをパカッ。
 出てきたエバポレータは、装着後10ヶ月だというのに、
 アルミ製の本体がすっかり錆びてしまって、錆びた白い粉でキナコ餅みたいになっていたそうな。
 通風口から出てきたのは、このキナコ、じゃなくって、錆びたアルミの粉、だったワケ。
 工場の方も、「こんなの、見たことないっすね〜」と、首を傾げていらっしゃいました。

 結局、純正パーツの保証期間、という事もあって、
 エアコンガスをはじめ、工賃も全てクレームで処理してくださいました(^^)
 イヤ、安心、安心。
 多分、エバポレータを製作していた段階で、防錆メッキ処理をしなかった、等、
 何かがあったんだ、とは、思いますが、ね。

 以前、ワーゲンに乗っていて、フォグランプスイッチがイカレた時、
 スイッチ本体を剥き出して直そうにも、ガッチリとケースが組んであって、できなかった事があります。
 ディーラーでケースを切断(!)して、中身を見たところ、
 ケースがあまりにきつく中味を締め付けていたため発熱して、その熱で端子が溶けてた(!!)そうで。
 何とも、質実剛健な造りのドイツ製品の、あまりに質実剛健すぎた弱点のような、
 今回もその一例のような気が、致します。

 エバポレータは、決して安いパーツではないですからね、
 海外で売っている別の製品を流用できないか、とか、私もチョッとは考えましたけど、
 結局、あの時、純正品に交換していて、よかったァ〜〜、って、胸をなでおろしました(^^)


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